男性の性機能に機能的な障害がある場合の男性不妊とは

“正常に機能していない”男性不妊の一因ってどういうこと?

男性不妊の要因の中には、器質的な障害の他に「機能的な障害」という側面もあります。

 

これまで、このサイトでご紹介してきた“機能的”には、「機能性不妊」というキーワードがありましたが、この場合の“機能”とはまた意味が違ってきますので、ご紹介したいと思います。

 

この記事で男性不妊の機能障害についてお話させて頂くにあたって、まずは「機能障害」というキーワードそのものについて説明しておきます。

 

まず、「一般的検査で原因不明の機能性不妊に該当するのは1割程」の記事でお話させて頂いたように、不妊原因を説明する際の“機能性”は原因不明の場合を指します。

 

ですが、今回男性不妊の原因についてお話する際に登場する「機能障害」という言葉は、臓器などが本来持っているべき機能や能力が正常に作動していないという状態を示しています。

 

 

普通の生活の中で知らない間に起こっているかもしれない不妊要因

性機能障害がある場合の男性不妊

性機能障害がある
場合の男性不妊

では具体的にはどんなものがあるのでしょうか。

 

まずは、勃起障害や早・遅漏、膣内射精障害といった性機能不全です。

 

これらの性機能不全は、遺伝的要因や発育段階における影響などによって引き起こされるようです。

 

また無精子症や乏精子症、精子無力症といった造成機能障害も大きな問題といえます。

 

これらの機能障害は、ストレスやアルコール、喫煙や肥満、糖尿病を始めとするその他の病気や薬の影響、精巣の損傷や機能障害などによっても引き起こされます。

 

普通に生活をしているだけで知らず知らずのうちに障害されてしまっている…ということにもなりかねないところに注意が必要と言えるでしょう。

 

さらに、これらの障害は他の器質的な障害とは違って性的なコンプレックスになることもあり得ますし、満足感よりも疲労感の方が勝ってしまうこともあるので、いつの間にか、そういった欲求や行動を敬遠するようになってしまう一因ともなるようです。

 

男性の機能的不妊は解決する必要があるのか?社会全体で考えていく

少し前に、ある不妊治療専門病院の医師が「たったの数年で男性不妊が10倍以上に増えている」と問題提起しているところに遭遇したことがあります。

 

また、以前現役看護師時代に参加した勉強会において精液の研究をされている大学教授が、「20代から30代の男性の精液を調べた結果、7人に1人が異常精子だった」との発表がありました。

 

昨今では体外受精や顕微授精の技術もどんどんと向上しているので、突き詰まった話“男性の性機能障害はさほどの問題ではない”と言われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、“男女のコミュニケーション法”としてや“自然な子作り”を妊活で考える際、これらの問題から本当に完全に目を背けて良いのか否かについて、もっと社会全体で考えていく必要があるのではないかと思います。

 

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