器質性不妊のカテゴリだけでも要因は様々・免疫性も不妊因子に

働き盛りの女性に多くなる筋腫やポリープも重大な不妊の要因に

続いて女性の4つの不妊原因の卵管因子、排卵因子、子宮因子、子宮頚管因子の子宮因子と子宮頚管因子についてご説明します。

 

 

子宮因子と子宮頚管因子

原因特定には多くの時間と検査が

原因特定には
多くの時間と検査が

子宮そのものに何かしらの障害があると、着床の妨げになったりせっかく着床できたとしても妊娠が維持できなくなるため不妊の原因となります。

 

子宮因子に関する要因としては、子宮筋腫や先天性の子宮奇形、子宮内膜ポリープや子宮内腔癒着症などが挙げられます。

 

また子宮頚管因子には、子宮頚管に炎症が見られる場合や、おりももの量が不十分である頸管粘液不全などがあります。

 

子宮内膜症や免疫機構による因子も不妊要因となり得る

その他にも、たびたび芸能人が告白することでも知られている疾患である“子宮内膜症”も不妊要因の一つになると考えられています。

 

子宮内膜症によって組織が炎症を起こしたり、それによって癒着を起こしてしまうことで排卵障害や着床障害、ピックアップ障害が起こることもあります。

 

内膜症の増殖で分泌される物質によって排卵困難や卵子の質の低下、精子の活動阻害を起こしてしまうためです。

 

また、不妊女性の約3%が保有していると言われる抗精子抗体を持つ場合は、免疫性不妊と分類されています。

 

ですが、この抗精子抗体を持っていると子宮頚管に精子が入っていくことが出来なかったり、もし入っていくことができたとしても、その先で動かなくなってしまうことがあるため、抗精子抗体による因子は子宮頚管因子に分類されることもあります。

 

このように、原因が特定できる不妊要因だけでもこれだけの数の因子があるため、原因の特定にはたくさんの時間と検査が必要となってしまうことになるのです。

 

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