後ろめたさがあった不妊治療から積極的な妊活に変化した意識

高度な不妊治療は30年以上前から存在し治療を受ける夫婦がいた

ここ数年になって特に、「不妊」や「不妊治療」という言葉を以前より多く、よく耳にするようになった気がします。

 

しかし、不妊治療、特に“高度不妊治療”と呼ばれる生殖補助医療(ART)の歴史をさかのぼってみると、日本では1980年代には大学病院や先端医療が提供可能な病院で行われていたということです。

 

ですので、その時代にはすでにARTを受けていたという方もいらっしゃるのだと思います。

 

 

妊娠できないのは女性だけの問題という間違った風潮の存在

不妊情報に触れる機会が増えた要因

不妊情報に触れる
機会が増えた要因

昔より、特に日本では「婚姻関係を結んだ男女が何年経っても“子供を授からない”ということは、“異なこと”」という風潮が、誰が言うでもなかったのでしょうが、確実にあったように思います。

 

そして、“子供が授かれない”その「原因」は、かなり高い確率で、「女性側に問題がある」と考えられていたのではないかと思います。

 

このために、当事者となる女性としては“欲しいのに授かれない辛さ”や、“劣等感にも似た恥ずかしさ”など様々な理由によって、「不妊」であるという現実を公にできなかった歴史が、これまでには確実にあったと思います。

 

不妊は夫婦2人の問題という意識と風潮の変化

そんな中、昨今生殖医療が進歩する上で“不妊は女性側だけの問題で起こるものではない”ということや、“忙しさや加齢は不妊を引き起こす”といったことが次々と証明されてきました。

 

また日本国として“少子化”問題も深刻になっているという背景から、「不妊」に対して世の中の印象が、「夫婦の問題には2人で積極的に向き合おう」というオープンな風潮に変わって来つつあります。

 

これらの背景や意識が、近年不妊に関する情報に触れる機会が増えた要因なのかなと、私は思っています。

 

前のページ

次のページ

facebook はてなブックマーク

 
スポンサードリンク