たった1つの卵子でも体外受精で妊娠することに成功した私

私達夫婦の悲願の妊娠を叶えてくれた体外受精

体外受精に向けて質のいい卵子を育てたいと必死で取り組み、卵採取の当日は朝7時から手術台に上がって全身麻酔で取り出してもらいました。

 

たくさん取れたら選別して、より良い卵をお腹に戻そうと話していたのですが、麻酔が切れて聞かされたのは『取れた卵は1つだけ』というものでした。

 

 

結局質の良い卵子は1個のみ

体外受精で妊娠成功し女子を出産

体外受精で妊娠成功し女子を出産

その取れた卵子に精子を振り掛けて、受精させた卵(胚といいます)をお腹に戻すのです。受精確認は翌日。もう、生きた心地がしませんでした。

 

先生にとっては日常のことで、もしうまく受精しなかった場合は『顕微授精』に切り替えると言われていました。その分費用も嵩みますが、私達は1つだけの卵に全ての願いを込めていたので、そこもすぐに了承しました。

 

結果は、顕微までいかずにちゃんと受精したよ!との報告。よかったぁ…

 

卵子を取り出してから2日後、受精卵(胚)をお腹に戻すのですが、これが物凄く辛い。なぜ辛いかというと…

 

尿意を我慢して、膀胱をパンパンにして手術に挑まなくてはいけないからです。

 

子宮は膀胱の後ろ側にあるので、膀胱を大きく膨らませて子宮が倒れるようにし、少しでもいい位置に胚を置いてこられるようにとのこと。

 

必ずそうなのかわかりませんが、仲間内では高い確率で皆同じ経験をしていました。

 

指定された時間に病院に到着。本当はもう触れないで欲しい状態ですが、まずはその膀胱を見ますとお腹の上からエコーをあてられ辛くて辛くて。

 

手術台に上って、苦しい状態で『胚をおなかの中に』戻してもらいました。

 

願いは叶うよと声をかけてくれた優しい医師

術中も、いつ漏れてしまうかわからず涙目でしたが、先生が『成功したら子供とどこに行きたい?』と聞いてきたことでふっと力が抜けて思わず『ディズニーランド!!』と答えていました。

 

そうか、叶うよきっと。願おうねと。

 

少し台の上で休憩している時に、綺麗に4分割した胚の写真を見せてくれました。

 

こればかりは、治療している人しか見られない貴重なものです。自分の子供が受精卵の時の写真。今でも大切に保管してあります。

 

その日から、私は24時間点滴が始まりました。血液がドロドロだったため、サラサラにするお薬を針を刺しっぱなしで管をペットボトル大の容器につなげ、毎晩病院で交換してもらい日常生活を送っていました。

 

その効果もあったのか、私は見事に妊娠することができたのです。

 

最期に

不妊治療は長く先の見えない未知と奇跡の遭遇だと本当に思います。

 

練習は嘘をつかないといいますが、治療の苦労は量に関係がない。

 

辛いことの方が多いのが現状ですが、どうか自分が納得いくまで頑張ってもらえたらなと思います。

 

そしていつか、妊娠を願う世界中の夫婦に朗報が届くことを切に願います。

 

我家の娘は、このレポートを書いている時点で小学校に入学しました。現在、親子3人で愉快に楽しく暮らせているのは、あの不妊治療専門の院長先生のお陰であると、今でも心から感謝をしています。

 

以上で、私の体外受精レポートを終わります。妊活を頑張る方々に少しでも参考になれば幸甚です。

 

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