お酒は不妊にどんな影響を及ぼすの? 程よく楽しめるお酒の量とは

女性は飲み過ぎと年齢に注意?!不妊リスクを高める飲酒量とは

厚生労働省の定める“健康な日本人の節度ある適度な飲酒”の平均純アルコール摂取量は20gとなっています。

 

これは、

  1. ビールだと500ml
  2. 缶チューハイも520ml
  3. ワインであればグラス一杯分のおよそ180ml
  4. 日本酒だと1合分の180ml

に換算される量になるということです。

 

この記事では、このアルコール20g分のお酒を1単位として不妊との関連についてご紹介していきたいと思います。

 

 

適量のお酒は妊娠を促す?!飲むお酒の種類にも注意しよう

飲酒と妊娠に関する様々な研究データー

飲酒と妊娠に関する
様々な研究データー

スウェーデンで行われたある研究では、18年間に渡って女性のアルコール摂取と不妊症のリスクについて調査を続けた結果、

  1. 一週間あたりの飲酒量が多ければ多いほど不妊症のリスクが高まり
  2. 少なければ少ない程そのリスクは低くなる

という明確な結果が得られたということです。

 

またデンマークの研究では女性の飲酒量と年齢に関する研究も行われており、その研究結果によると

  1. 30歳未満であればアルコールの摂取量が有意に妊娠に影響を及ぼすことはなかったものの
  2. 30歳を超えると週に7単位以上の飲酒習慣がある女性については週に1単位未満の女性と比べて不妊症のリスクが2倍以上になる

ということが分かっているということです。

 

こうやってみると、やはり『過剰な飲酒=不妊症のリスクになり得る』という風に見ることができます。

 

しかし、たくさんの研究結果の中には

  1. 「週に7単位以下の飲酒であれば妊娠には影響及ぼすことはなく、むしろ全く飲酒習慣の無い女性と比べたら妊娠しやすい傾向がある」ということが分かっているものがあったり
  2. 「アルコールのなかでも特にワインを好んで飲む女性は、ビール等その他のお酒を好む女性よりも妊娠までの期間が短い」

ということが分かっているという研究結果もあるようです。

 

男性は適度なお酒が妊娠率を高める!程よく楽しいお酒を嗜もう

一方で、男性を対象に不妊因子との関連を研究した論文もあります。

 

ですが、男性についてはどの研究論文においても“アルコールの摂取量と精液の所見に有意な関連性は無かった”と明確にされています。

 

むしろ、それどころか妊娠経験のあるカップルにおいては男性に飲酒習慣がある方がほとんど飲酒習慣の無い男性に比べて妊娠率が4.5倍も高いということが分かっているようです。

 

これらを踏まえてみると、アルコールについても男女ともにやはり“適量”であればその習慣自体には大きな問題は無いと言えるのかもしれませんね。

 

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