妊娠のために人の体の仕組みではなく社会の仕組みを変える

高額な医療費負担もなく妊娠ができる社会の仕組みが必要

人の平均寿命が伸び加齢しても生殖機能は失われないという現実がないことに加え、閉経に向かって卵子の質や生殖機能が機能低下を起こさずに維持されるという現実も、まだ今のところはありません。

 

「遅くなった妊娠を補助してくれる体外受精」という位置づけではなく、「妊娠が遅くなったらそれはもう不可能に近づいて行っている」という認識を若いうちから持っておく必要があると思うのです。

 

 

妊娠しやすい大切な時期を社会のために使う現代社会

人ではなく社会を変える取り組みが大切

人ではなく社会を変える
取り組みが大切

現在の日本においては、女性の社会進出も進み、女性の高学歴化も進み、また日本という国での将来を生き抜く自信が持てずに、20代の「時間」を勉強や仕事に使う方が多いというのが、今の時代のほとんどの流れになっているでしょう。

 

確かに、「社会での存在意義」も重要です。

 

今の日本では、本当に老後に年金をもらえるのか、働けなくなる頃までに自力で貯蓄ができるのかということも非常に大きな不安要素であるため、「安定した職のポスト確保」ということも重要なことです。

 

しかしそれらは、30代になってから再び構築していくことは本当に不可能なのでしょうか。

 

「リスクの少ない妊娠、出産をする」という機能については、もちろん例外の場合もありますが、35歳以降からは徐々に努力だけではその実現が難しくなり、不可能にどんどんと近づいていきます。

 

私には、現在の不妊や少子化についての社会の流れは、「簡単に変えられるものではない人間の体の仕組みをどうにかコントロールして」問題解決を図ろうとしているように見えてなりません。

 

人の体の仕組みを変えるのではなく社会の仕組みを妊娠に向けて変える

それよりも、“体の仕組みに従って行動した先の問題点”について「法律やルールを変えるなど人の手で何とでもコントールできること」を解決していった方が、とても効率的に思えるのです。

 

確かに、不安や心配事を数えて案じ始めればキリがありません。

 

ですが、それならばいっそ「案ずるより産むがやすし。」

 

とても人智で太刀打ちできない問題があるのならば、まずは抗えない現実に身を任せてみた上で、その先の問題を解決するという考え方、またそれを実行できる力が社会の先頭に立って引っ張っていってくれる世の中になればいいなと、筆者は思います。

 

最近では「嫌婚」という意識を持った若者も多くなっているようです。

 

しかし、今社会がすべきことはこれらの思想を広めるのではなく、そんな考え方をしなくても未来に希望が持てる手段を提案し、実現し、広めていくことなのではないでしょうか。

 

不妊というお話からはだいぶ逸れてしまいましたが、あながち全く別問題ではなく、「少子化」「不妊」という問題点においても、これらの要素はとても根深い関連性を持っているのではないかと、私は思います。

 

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