不妊治療・人工授精は精神的に辛いと感じてしまう要因とは

想うように成果を手に入れられない・不妊がより辛くなる人工授精

人工授精に限ったことではありませんが、不妊治療中にはたくさんの精神的に辛いことやストレスが降りかかってきます。

 

しかし人工授精への治療法のステップアップは、それまでのタイミング法の治療よりもさらに一段階大きな、様々なストレスを感じるきっかけの一つとなり得ることは間違いないのではないかと思います。

 

 

治療の長期化で感じる先の見えない不安との闘い

大きな心因的負担となる妊娠・出産報告

大きな心因的負担と
なる妊娠・出産報告

治療法が人工授精になったということは、治療開始年齢や男性不妊の程度によって違いはあれど、不妊治療が“長期的になってきた”ということにもなるかと思います。

 

治療が長期になってくると、次第に「ゴールがどこにあるか分からない」ということに対してのストレスが芽生えてくるのは、不妊治療中に限らずとも誰もが同じなのではないでしょうか。

 

そもそも自分は子供を持てるのか、授かれるとしても何年待てばいいのか… これについては私も常に考えていました。

 

何度、今すぐに5年先10年先にタイムスリップして、未来の自分の姿を見に行きたいと思ったことか分かりません。

 

むしろ「このまま自分は子供を持てない人生を歩むのではないか」と20代後半とまだまだ先は長いのに、そんな絶望的な気持ちに襲われることも一度や二度ではありませんでした。

 

特に、不妊要因が原因不明の状態でただ時間だけが過ぎている…という治療過程を辿られている方だと、打つ手立てが明確にならないので余計に辛いのではないかと思います。

 

夫婦間のギクシャクや周囲の心無い言葉でさらに傷つく負のスバイラル

その他にも、人工授精に進んだ途端に通院回数が増えたり、自己注射が始まったりするため精神的にも体力的にも仕事との両立が難しくなりストレスとなる方も多くなります。

 

この仕事との両立についての詳細は、「人工授精と仕事を両立させる中で感じる苦労やストレスとは」で詳しくお伝えしています。

 

そしてこのサイトでも再三に渡ってお話してきましたが、不妊治療中の最も大きなストレス要因の一つとして、周囲から受ける妊娠・出産報告があります。

 

特に、妊娠に対して何も準備をしていなかった知人が先に妊娠したり、「まだ欲しくなかった」と口にする人が先に出産したりするのを見ると、気が狂いそうになるほど心を?き乱されるという方も決して少なくないと思います。

 

さらに、周囲からの「子供はまだ?」「頑張らなきゃね」「子供ができないのはまだ母親になる資格がないと見なされているんじゃないの」といった心無い言葉掛けにも、弱った心はさらに傷つくことになります。

 

しかもこれが、実母など身内から向けられる言葉であればより女性の苦痛は大きく計り知れないものになるでしょう。

 

そんな心理状態が酷くなると、「赤ちゃんは親を選んで生まれてくる」という世間話にさえも「私は選ばれる資格・価値のない人間なんだ」と落ち込み、最悪のケースではうつ病にまで発展してしまう方もいらっしゃるというとても深刻な問題なのです。

 

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