健康保険が適応されない女性と男性の不妊検査内容

不明確な異常を探るための不妊検査は保険適応外となるものが多い

続いては、女性が不妊検査として受ける検査のうち、保険適応外となる検査項目についてご紹介していきます。

 

もう一度おさらいしておきますが、女性が不妊の原因を特定するために行う検査としては、おもに基礎体温チェックや血液検査(各種ホルモン検査やクラミジア抗体検査、抗精子抗体検査など)や、超音波検査、フーナーテスト、子宮卵管造影検査、通気・通水検査、クラミジア抗原検査などが挙げられます。

 

 

症状がない状態でのクラミジア検査は自費となってしまう

健康保険が適応されない不妊検査の種類

健康保険が適応されない
不妊検査の種類

まず、保険適応外すなわち自費となる検査を区別する目安としては「不妊は病気じゃない」、「予備的に検査しておくものは自費」というスタンスに基づいて考えておくと分かりやすいのではないかと思います。

 

その考え方を元に、自費となる検査の項目について考えてみたいと思います。

 

上記に示した検査項目のうち、血液検査でのクラミジア抗体検査と子宮粘膜を採取して検査するクラミジア抗原検査については保険適応外となっています。

 

クラミジア感染は不妊要因に大きな影響を与えるものなので、とても重要な検査でありどの病院でも必ず行われるものです。

 

しかし、病院を受診した時点では「感染しているのか分からない」状態で検査を行うため、健康診断と同じ概念となり、保険適応外となってしまうのです。

 

重要な検査でも保険適応外!「不妊は病気じゃない」がネックに

血液検査内の項目を見ると、もう一つ抗精子抗体検査というものもあります。

 

この検査は、女性側に精子の機能を低下させてしまう因子があるかどうかを調べる検査で、長期的に不妊に悩むカップルには絶対的に必要な検査ではあるのですが、現時点では保険適応外の検査となっているため、約5,000円~1万円程の自己負担が必要となっています。

 

そのため、一般的にはフーナーテストで結果が良くなかった方に対して行われることが多いようです。

 

このほか、子宮内膜症などの疑いがある場合などには腹腔鏡を使って子宮の様子を調べる検査などもあり、その検査は入院も必要になるため2~3日の入院費用も含めて10万円程度が目安と言われています。

 

また、卵巣年齢を調べることができるAMH(抗ミュラー管ホルモン検査)は約8,000円程の自費検査となっています。

 

男性の検査は保険が適用できる!何度か検査するつもりで計算を

不妊検査における男性側の項目としては、精液検査があります。

 

この検査自体は保険の適応となるので、1回300~1500円程となっています。

 

検体の採取の方法は自宅で採精して病院に持ち込む方法と、病院にて自己採精する方法があります。

 

なお、いろいろな口コミや体験談を見ていると専門クリニックや産婦人科など医療機関によっても費用が異なることがあるようなので、「思っていたよりも高い!」となってしまうことがあるということは年頭に置いておいた方が良いでしょう。

 

精液検査は、その時の体調や条件によっても毎回結果が変わるため、1回だけの検査ではなく数回の検査が必要となることもあり、上記の費用×回数と思っておいた方が良いと思います。

 

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